想像は想像を模倣する(いやパクリとかいうんじゃなく・・・)

AVATARつづきです。

つい最近になってトレーラーを見たのですが、見た瞬間に思い出したのが、プログレの雄「イエス」 のジャケ絵で有名なロジャー・ディーンの世界観です。公式サイトのギャラリーにAVATARからのカットがいくつかありますが、

←これって、これ→

に似てると思うのは私だけでしょうか。

左がAVATARからのカットで右はロジャー・ディーンによるユーライアヒープのアルバムのジャケ絵です。確かに浮いてる石の数が違うし、木の生い茂りかたとかは全然違いますが、私に言わせれば、世界観の一部がいわゆるパクリ(笑)によって成り立っているようにも見えます。もちろん芸術にしろエンターテインメントにしろ、ある作家の想像物はその作家が無から生み出したものではないはずで、その作家が蓄積してきたものが直接的にあるいは間接的に表れてくるもので、それがたまたま似ていてるだけ、という場合も、そりゃああると思います。いちいち言ってたらエンタメ産業成り立たねーよ、音楽とかもっとだよ、と。

ごもっとも。

ただ、特にキャメロンのようなメガヒット映画を連発させる映画監督がこういう感じのことをやるってのは、すんごい微妙な感じがします。同人じゃないんですから(だったら許されるというものでもないでしょうけど)。それに、力があればパクリも許される、みたいなことになると、根がナイーブな(笑)私としては、ちょっとどうだろ、と思うわけです。もちろん私がここでAVATARのトレーラーを見なければイエスやユーライアヒープのことを思い出すことすらなかったわけですから、単純に元ネタが搾取されているばかりではない、とも言えますが、ディーンの絵って非常に印象的で記憶にとどめている人は多いと思うんですよね。

キャメロンのディーンに対するリスペクトのしるしであるならば、どこかで明言しておいてほしいものです。どこかでキャメロンがこのあたりについて言及している、というのを見つけた方はぜひお知らせいただければありがたいデス。

映画観る前からこの興奮状態。・・・私の場合に限っては、映画にあまり期待しない方がいいですね。

<追記>

やっぱり同様の印象を持っている人は多いようです。”cameron, avatar, roger dean”あたりで検索するとここをはじめとしてたくさんコメントが見つかりました。まあ、ロジャー・ディーンの絵の中には東洋の絵画(浮世絵とか山水画)の影響を受けているのが明らかにわかるようなもの(右)もありますし、「パクり」問題というのは程度の問題になるのだろうな、というような気がします。あとパロディとか風刺の概念が入ってくると、さらに複雑ですし。創作って、結構ギリギリなんでしょうね。そのあたりのさじ加減が。鑑賞する側の知識とか感性とかにもかかわるだろうし、鑑賞する側がクリエイターかそうでないかで、寛容さの度合いも違いがあるでしょうし。物書きが商売なら引用だってそうです。・・・若干自分の身にふりかからないでもない事態になりそうなので、この件についてはあまり言わないことにします(汗笑)。

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