私、実は広告をほとんど見ていません

ITの専門家でもそれにかかわる仕事をしているわけでも何でもないzackyです。そういう私がテクノロジーに関する記事をブログで書くことの意味を考えると、①自分が知らない新しいことへの気づきがもたらされる、②拙ブログ読者の方々への視点提供、という二つの主なものが思い当たります。①は自分のため、②は自分以外の方々のため(になればいいかも)と思いながら、思いついたときにいろいろと記事を読んで、考えをまとめています。

先日から気になっていたのが、AppleがQuattro Wirelessというモバイル広告の会社を2億7千5百万ドルで買収した、というすでにあちこちで取り上げられているニュース。当然このニュースで必ず参照されているのが、昨年GoogleがAdMobをその3倍ぐらいの値段で買収し、現在もFTCが注意深く審査している、ということ。

1,000億円にせまる規模での企業買収が意味するところがわからないわけではありません。でもやっぱり素人としては、そういうのは「アリ」なのか、という思いがあるわけです。自社開発のスマートフォンも作ったしGoogleがモバイル広告でも主導権を握りたいのはわかる。けど、1,000億近い投資をする価値があるということは、それを上回る収益を期待できるからですが、でも、ということは単純に考えて、モバイル広告を出したい、と考える企業にとってみれば、Googleが出した1,000億分を何らかの形で補填する必要がある、とういことになる。もちろんそんなに単純なことではないでしょうけど、GoogleがAdMob買収を通じてモバイル広告の価値を高めるのは確かで、価値が高まるとそれを買う費用(ひいては商品の値段)も当然上がる。買収に待ったをかけるようFTCに申し出た二つの団体(このうちのひとつにはAT&TやVerizonなどのMNOも加盟してます)が、競争が損なわれると心配するのもわかります。

アップルも当初AdMob買収を試みたがGoogleに先を行かれた(とみせかけた?)。そしてGoogleがFTCに待ったをかけられたのを見届けてから、Quattroを買収。Googleは広告による収益がもともと大きい会社ですから、AdMobが直接競合する企業として独占禁止法に抵触すると見なされる可能性も当然高い。方やこれまでのアップルと広告との関係の密度は、Googleと広告との関係の密度に比べると格段に低いし、Quattroの買収価格はAdMobの3分の1・・・。

意図していたのかどうかは私にはわかりませんが、結果から見ると、やるなー、という感じじゃないでしょうか。やっぱりジョブズ、策士です。まだまだ先行き不透明ですが、今後の展開がすごく面白そう。

ところで、そういった広告のありかたによって業界が成り立っているのが今の世の中ですが、私は意識的に広告を見ないようにしています。とはいえ、広告収入によって成り立つサービスを支えているのはまさに広告主ですし、ネットで調べ物をするときには、巡り巡って少しは広告主の意向に沿った買い物も(少しは)していることもあると思うので、許してください(と、ひねくれ具合をアピールしつつ、自分が好きなものの広告にはめっぽう弱い、っていうのも自認してますけど(苦笑))。

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