ジョブズのメールにはもっとキレがあります

9to5 Macによりますと、Boy Genius Reportが独占記事として報じた内容がウソであったとのことです。BGRは昨日、ある消費者とジョブズの間の一連のメールのやりとりを独占記事として伝えていましたが、アップルの広報からFortune.comに、このメールのやりとりはジョブズによるものではない、と連絡があった、ということです。

BGRが伝えたのは、iPhone 4の受信問題に怒り心頭の「トム」という消費者からのメールにジョブズが数回にわたって答えた、といもので、ジョブズの応答とされる部分だけを見てみますと、

“No, you are getting all worked up over a few days of rumors. Calm down.”(君はここ数日の噂にあおられている。落ち着け)

“You are most likely in an area with very low signal strength.”(君は電波が弱いエリアにいるようだ)

“You may be working from bad data. Not your fault. Stay tuned. We are working on it.”(君は間違った情報を得てしまっている。それは君のせいじゃない。もう少し待って。今取り組んでいるから)

“Retire, relax, enjoy your family. It is just a phone. Not worth it.” (この問題から離れて、落ち着いて、家族と楽しみなさい。ただの電話だ。君の心配には値しない)

このやりとりはこの記事によって知りましたが、もしフェイクだと知らずにBGRの記事を読んでいたとしたら、やはり私でも幻滅していたと思います。

ただ、一目見て、ジョブズのメールにしては奇妙だな、と思う部分があることはわかります。そのひとつはもちろん “It is just a phone.” という部分。ジョブズから発せられることはありえない言葉です。

それともうひとつは “Calm down.”(落ち着け)という部分。

メールの相手と議論することはしばしばあるジョブズですが、消費者の感情をコントロールしようとする文言を入れたジョブズのメールの存在を、私は知りません。

さらに、”Stay tuned.” という数日前のメールで使った表現を、このタイミングではさんでくるか、と。いかにも無粋な感じです。ある程度の語数があったとしても、ジョブズの言葉遣いは、意味の上でもスタイルにおいてももっと効果的じゃないでしょうか。

まあ、フェイクだ、とわかっているので私も自信たっぷりに言えますが、真偽がわからない段階で読んでいたとしても、妙だな、という感覚ぐらいはあったかもしれません。いずれにしろ質の良いフェイクではない。製品に不満があって怒っている消費者に対して “Calm down”なんて言ったって怒りがおさまるはずがないぐらいのことジョブズがわかっていないはずないじゃないですか。ちなみにジョブズのメールはこちらにリストされているまとめサイトなどで読めます。

まだiPhoneを入手していないのでなんとも言えないのですが、アンテナ問題、私も入手次第、自分の手で確認してみたいものです。

あ。と言っていたら「本申し込みご依頼の連絡」というメールがSBから来ているのが今わかりました。わーい。お祭りー。週末いい気分ー。

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