Google の広告が AppStore で OK に

Wall Street Journalによりますと、GoogleのAdMobやAdsenseをはじめとするサードパーティのモバイル広告のAppStoreへの参入をアップルが認めていたということです。

iAdサービスは、アップルが4月にiOS(当時はiPhone OS)を発表したときに明らかにされたアップル独自の広告プラットフォームでした。このときの規約変更でAppStoreで許可されるのはiAdのみとされ、グーグルなどのサードパーティによるモバイル広告がアップル製品から閉め出される可能性が示唆されました。その後規約が緩和されましたが、依然サードパーティのモバイル広告が認められない可能性が残っていたため、グーグル傘下のAdMobは自社のブログ上で、デベロパーの収入を減らす恐れがあるとして懸念を表明していました。

ところが最近AppStoreへの申請を許可された複数のiPadまたはiPhoneアプリが、AdMobやAdSenseの使用を前提として開発されていました。つまり、iPadやiPhone上でグーグルによる広告サービスが認められていた、ということです。

この件について、アップルもグーグルもコメントを拒否したとのことです。

確かにアップルによるグーグルなどのモバイル広告締め出しの問題についてはアップル側からの言及は全く無く、AdMobのCEOであるOmar Mamoui氏による上記の声明がアップルとグーグルの対立を示す材料として取り上げられていたのみです。

アップルがグーグル関連のモバイル広告を認めたとすると、

・グーグルによるAdMob買収 →

・FTCによるグーグルの調査 →

・アップルによるQuattro Wirelessの買収 →

・iAdの発表 →

・今度はFTCによるアップルの調査 →

・FTCによるグーグルのAdMob買収許可 →

・(本格化するかに見えた)アップルとグーグルのモバイル広告バトル

といった、昨年来から続いていたモバイル広告の未来を大きく決定づける懸案が、結局は円満解決に至る可能性も出てきました。このタイミングですから、iPhone 4のアンテナ問題騒ぎで少し弱っているアップルが日和った、という意見が絶対出てきそうですが、タイミングとしてはこの問題が起こる前からすでに決着はついていたのではないかと思われます。

ただ、もちろん、まだまだiAd以外のプラットフォームによる広告の導入を見合わせているデベロパーが多く、事態を注視しているといったところで、FTCによるアップルへの監視が続いている現状でもありますし、予断は許されない状況であるとは思います。今後も注目の話題です。

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2 Responses to Google の広告が AppStore で OK に

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