壊れている、いや壊れてない。

ほんとに悩ましい(笑)。この問題については、私的にはこれで最後にしたい(笑)。

今回のアンテナ問題について、Engadget関係者の生の意見と業界事情通の意見をまとめています

Engagdetとしても、アップルが正式にこの問題について明らかな声明を出すまで結局本当のことはわからない、としています。記事では24人分の意見が列挙されています。今のところはこうした個別の意見を見て判断するしかなさそうですね。

以下にいくつかの意見をかいつまんで紹介。

まずはEngadget関係者から。

Joshua Topolsky (Brooklyn): 1ヶ月ほど使っているが通話でもデータ通信でも目立った問題は見られない、どこをどんな風に持ったとしても。

Nilay Patel (Chicago): 例の持ち方をすれば確かに問題が起こる。何度か通話が途切れ、データ通信速度が遅くなった。左利きだし手が大きいので気にしないといけないことは確かだ。でも、それが常に起こる問題かというとそうでもなくて、どんなふうに持っても問題がない場合もある。

Chris Ziegler (Chicago): 家では全く問題は起きない。でも街に出ると話が違って、例の持ち方をすると3本から5本立っていても突然切れることがある。でも電話にまったく触れていなくても落ちる場合もあるので、ネットワークが単純にダメなだけかもしれない。

Laura June (Brooklyn): 最初の頃は特に目立った問題はなかった。しばらくしてからバーの本数が減る「正しい」持ち方をすればバーが減ることがわかった。それもアパートの特定の場所でしか起こらないけど。

Richard Lai (London): 3週間たった今もロンドンの特定の場所でこの問題は起こっている。で

Vlad Savov (London): 自宅アパートで、アンテナ部分に皮膚が触れるとバーが減る。も家より電波の強い外に出ると問題は起こらない。これまでに通話が切れたのは一度。それも室内で、意識的にこの問題を起こそうと握りしめたときだけ。1週間前にようやく、街のあるところでこの問題を再現できた。’Inconsistent, troubling’(いつも起こるわけではないけど、少々面倒)というのが私の結論。

Myriam Joire (San Francisco): 発売日に入手し、手でアンテナを覆うと問題が起こることを確認した。ただ、通話やデータ速度に問題があるところまでは行っていない。

Michael Gartenberg (New Jersey): 他の電話以上の問題を私のiPhone 4には見いだせない。あるとすれば、これまで通話に問題があった場所での感度がむしろよくなったことだ。通常の使い方で問題があったことはない。

Ross Rubin (New York City): 全体として先代よりよくなっている。かつて2,3本しかバーが立っていなかった場所で境目に触れて感度が下がったのは1度だけ。以前は通話できなかったトンネルの中でも通話できるようになった。

Sam Sheffer (Manalapan, New Jersey): 少し熱くなりすぎる問題を除けば問題はない。3GSより感度はずっといい。確かに “death grip” だと感度は落ちる。でも持ち方を変えることは気にならない。電話に合わせれば問題はないんだから。

次に業界有名人の意見

David Pogue, New York Times (New York City): いろんな場所でたぶん25回ぐらいはあの禁じられた持ち方をしたけど 、本数が減ったのは2回。電波の強弱に強く影響されていると思う。(本数が増えたこともある) 概して、感度が良くなったという大方の人が持っている意見に賛成。

Harry McCracken, Technologizer (San Francisco): 意識的にそのように握ったとしても、ときどき起こる、といったところ。むしろ音質の良さに感銘を受けてる。私の結論は、殆どの場合アンテナ機能の向上が見られるけど、電波の弱い場所で、持ち方に無頓着だと問題になる、ということ。

John Paczkowski, All Things Digital (Marin County, California): 私のiPhone 4では “death grip” で起こる問題を再現できなかった。ただ下から抱えるように持ったときに減衰した。通話が途切れる頻度が高くなっている、ということは確認できない。

Jacqui Cheng, Ars Technica (Chicago): 問題ない。

Chris Foresman, Ars Technica (Chicago): 問題ない。

John Gruber, Daring Fireball (Philadelphia): フィラデルフィアの自宅では感度が良いということしか言えない。通話もデータも。エリアにむらがあるラスベガスで数日休暇を過ごしたとき、ホテルの異なる場所で感度の違いに大きく変化が見られた。2,3本のところでもよく機能した。データは多少速度が落ちたが、妻の3GSと同程度。2,3本立っているときにアンテナを指でふさいだが、1本減る現象が30秒弱起こった。何も怒らない場合もあった。一度は3本が5本に増えた。私はラッキーな皮膚の持ち主か、ラッキーなiPhone 4を持っているかのどちらか、だと思う。

*********

すみません。あとも大体似たような意見が連続しているので、とりあえずここで一旦やめておきます。それぞれ個々の意見として貴重ですので、できれば見てみたいのですが。ただ、概ね問題あるけど一貫性がある問題ではない、としていて、それほど目くじらたてることなの?という感じでしょうか。ポーグやグルーバーは、むしろ本数が増える、とか。

昨日の記事での私の意見について注釈。

リコール問題についても言及しましたが、私自身はリコールは適切ではない、と思っています。ただ、これは昨日コメントをいただいた方にもお答えしたことなのですが、かなりヒステリックで感情的な反応が出始めていることを懸念して、結論として何らかの対応は必要だ、と述べました。

ヒステリックで感情的な反応が出始めた場合、本質論でどこまで対処できるのだろうか、という懸念が出てくる。トヨタのリコール問題のときも、結局は企業の「誠実」な態度「だけ」が求められる事態になりました。そうした状況は当然世界中に伝播していきます。昨日も短時間ですがヤフーJapanが、米専門家がリコールの大合唱、なんていう見出しで記事を出す始末ですから、PRの観点から見れば、すでに「実際はどうなのか」をゴリ押しすればするほど、アップルは微妙な立場に立たされるようなステージに入りかかっている気がします。

もっとも、今回紹介した業界関係者の意見は一様に冷静なものですし、この冷静さが徐々にでも伝わっていけば、事態は沈静化する可能性もありますが。とりあえずはヤフーが紹介したような煽りに近い記事については、極力警戒したい(笑)

iPad以降に獲得したユーザにとっては、アップルの「企業体質」を見極める試金石になっているはずです。新規ユーザを味方に付けるか敵にまわすか。もっとも私などは、何があってもついていけますから問題ないんですが(笑)。しばらく様子見です。

2 Responses to 壊れている、いや壊れてない。

  1. Grappa より:

    私が見つけられないだけなのかも知れませんが、日本で「ソフトバンクの回線の表示が件の持ち方により減った」という話を聴きません。それが不思議です。アンテナもしくは筐体デザインの問題なら、日本でも発現してもおかしくないと思うのですが。

    • zacky1016 より:

      Grappaさん
      コメントありがとうございます。
      実は、私自身は、私のiPhone 4で問題が認められました。
      ただし、なんですが、右手ならば4本指全体、左手なら掌で、包み込むように、それもかなり強い力で握らないと問題は発現しません。つまり、私の普段の使用法だと全く問題のないレベルです。
      かなり手の大きな人が、アンテナ部分をしっかりと握る、という状態の時に、顕著に現れる現象だと、私的には認識しています。一般的なアメリカ人と日本人の体格差・体力差を考えるなら、日本で起こりにくい問題であることも納得が行く気がします。
      いずれにせよ、アップルの本国のアメリカで起こった問題は、容易に日本でも伝わりやすいと思われます。この場合、起こっている問題を封じ込めることも得策ではありませんし、煽りになってもいけない。冷静な情報の発信に少しでも役立てば、という気持ちで記事を書いております。

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