広告とマーケティングと世代についての雑感

今年の2月にサンフランシスコとアメリカに行ったとき、My Touch のTVスポットCM にエリック・クラプトンが出演しているのを見て、へぇー、と思っていました。BGM は “I’ve Got a Rock’n’Roll Heart”。80年代以降のポップさに磨きがかかっていくクラプトンの音楽に親しんだ私にとっては妙に懐かしい感じがして、My Touch そのものには特にそそられはしなかったものの、サンバーストのFenderストラトキャスターをモチーフにしたデザインに結構グッときてしまったことは告白しておきます(笑)。

と、そんな記憶が呼び起こされる出来事が。CNetなどが伝えておりますが、アップルが例のアンテナ問題で Droid X をさらに比較対象として追加しておりましたが、これに対して Motorola が反論広告を出しました。見出しが

“No Jacket Required”

いやあ、フィル・コリンズですなあ(笑)。もちろんこの表現自体は一般的なものですが、1985年の同名のアルバムの大ヒットによってこのフレーズを聞くとフィル・コリンズのことを思い出す私と同世代の方はいらっしゃるのではないかと思われます。広告の内容がどうでもよくなるぐらいの懐かしさ(笑)。ともあれ、モトローラも Droid X のサイトでアンテナ問題に特化したFAQページを設けていて、敏感になっていることは確かですね。むしろこの問題をバネに広告をうって印象づけようとしているわけですから、そこはしたたかさと裏腹という感じもします。

それでなんですが、T-Mobile の広告にも Motorola の広告にもとりあえず直感的にはまってしまった私としては、なんだか広告のターゲットにがっちりとロックオンされている感がしたわけです。男性ではやはり30代から40代が、ガジェットの購買層のボリュームゾーンだというのは聞いたことがあります。そういえば最近そういうデータを見た気が・・・と思ったら、ありました。iPadに関するデータが

拙ブログでは「iPadユーザーは男性が圧倒的」という記事でもお伝えしたのですが、35歳から44歳までがiPadではダントツのボリュームゾーンです。やはりこの世代の方は電子ガジェットに興味を持つ傾向がおしなべて強いのでしょう。これはiPadに限ったことではないのでは、という気もいたします。推測ですが。

でもそういえばアップルって、近年は特に、特定の世代をターゲットにしていることがあからさまな広告って、出しているのでしょうか。あまりないような気が。

マーケティングや広告の専門家の方からアップルの広告を見た場合、どのようにうつるのかは興味があります。iPhone 4のFaceTimeの広告ビデオがでたときに、さとなおさんが、わりとベタなCM、というような印象をツイッターでつぶやいていたと記憶しています。さとなおさんは私より少し上の世代。私もFaceTimeのCMはベタだと思いますが、さもありなん、という感じで、ぜんぜんオッケーです。さとなおさん世代の方にはクリシェなんでしょうね。そういえばFace Timeのビデオは『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデスが監督をしています。メンデスは今年45歳。やっぱり年齢は重要なのかな。あからさまではありませんが、アップルでもこのあたりは非常に気を使っているところなんでしょうね。広告とマーケティングと世代についての雑感でした。

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