オフ会のお知らせ

オフ会のお知らせです。

私が常日頃お世話になっている The Art of Marr’s Blog の Marr さんが主催されるオフ会が下記の要領で行われます。

The Art of Marr’s Blog presents
「KindleとAppleの会」
日にち:2010年3月27日(土曜日)
時間:夕方18時開始(20時終了予定)
場所:東京・六本木のレストラン
料金:4,000円前後 (お食事とお飲み物)

おいしい料理をいただきながら、アップルのことやKindleのことなど、こだわりの話題について語らいませんか?

本オフ会、私が諸用で上京するのにあわせて Marr さんが企画してくださいました。というわけで私も参加させていただきます。定員は15名様となっております。お申し込みなど、詳しくは以下のリンクから御覧いただけます。

The Art of Marr’s Blog presents「KindleとAppleの会」を開催します

Marrさんと私 zacky の趣味趣向にご賛同いただいております皆様方と楽しくお話させていただければうれしいです。どうか奮ってご参加ください。

なお、申込みは上記Marrさんのブログへのリンクからとなっておりますが、zablog1016@gmail.com でもご質問を受け付けております。

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FCCが口火を切る米通信業界再編構想これいかに

個人的なことですが、我が家では昨年からフレッツテレビを引いております。昨年賃貸の戸建に引っ越した時、ケーブルテレビ契約を不動産屋に迫られたのですが、私が調べた限りでは最初の1台に月々3千円以上、おまけにテレビが1台増えるごとにプラス1,500円程度ずつ払わないといけないとのこと。その家には地上波アンテナがなく、オプションがケーブルしかない、かのように見えたのですが、調べてみたらフレッツテレビというのがあるじゃないですか。もちろんYahooTVの存在は知っていましたのでネット回線によるテレビサービスがあることは認識していましたが、このとき現実的な問題として私の前にネットテレビサービスが現れました。

フレッツテレビは初期費用が3万弱で月々600円少々、BSも(契約すれば)CSも見れる。ケーブルは受信機1台のみにつき年間3万円以上。何年住むことになるかわからないので、1年で元がとれるフレッツテレビを引くことに決めました。ところが元がちょうどとれそうな1年でその戸建賃貸も引っ越すことになってしまったのですが(笑)。

12日付のニューヨークタイムズが “Effort to Widen U.S. Internet Access Sets Up Battle” という記事で伝えているのは、火曜日にFCC(米連邦通信委員会)が今後10年間で高速インターネット網を国の主要な通信ネットワークにする構想案を議会に提出したことで、政府、電気通信関連業界、消費者など各方面を巻き込んだ新たなバトルの始まりが予想される、ということです。現FCC会長は通信手段としてのネットのポテンシャルを自明のものとしているようですし、他国に比べて立ち遅れているブロードバンド網を整備する意欲は満々ですが、当然旧来の放送メディア関連企業はこの構想には抵抗していますし、メディア界を牛耳っているのはまさにそうした会社なわけです。一方でアナリストが注目しているのが、FCCがコムキャストや(昨年末もニューヨークエリアを中心にiPhoneのオンライン販売停止騒動などを起こした)AT&Tなどの、サービス価格とスピードを実質的に決定している会社に対してどれほどの権限を行使できるのか、ということで、これら通信業界全体を巻き込んだFCCの構想は、数年後には筋道が見えるでしょうし、うーん、見ものですなぁ。

こうした動きは先日少しだけ記事でも触れましたが、稀代のハズレ製品といわれているApple TVのこれからの成り行きにも大きな影響を与えるかもしれません。

個人的には、私の昨年の経験などもありますが、ネットが基盤インフラとして整備されるのはもはや自明のことのように思いますが、そこは「グローバル・スタンダード」=「アメリカン・スタンダード」な振る舞いをこれまでも見せていたアメリカのこと、何かしでかしてくれるかもしれません(ないと思いますけど)。

というか、やはりアメリカは、もちろん先進的な国ではありますが、やはり統一的にインフラを整備するという意味では、どうしても日本のような狭い国土を持つ国なんかに比べると、動きが鈍くなっても仕方がない、と思われる部分もある。

これも個人的なことですけど、先月のアメリカ旅行の帰り、マンハッタンのホテルから早朝シャトルバスでJKFに向かいました。シャトルバスの運転手は私と同世代ぐらいの女性、客は私一 人で、空港までの道すがら世間話をしていました。マンハッタンはいいけど家族持ちが住むにはねー、動物も飼えないし、妹は子供がいないからマンハッタンの アパートに住んでるけど、私はクイーンズで住んでるよ、みたいなたわいもない話を聞いていたときに運転手の女性が突然大声を出してハンドルを切りました。 何だ?と思って窓の外を見てみると巨大な穴ぼこが。大型トラックのタイヤでさえすっぽりはまり込んでしまうほどの深さ50センチはあろうかという穴があり ました。「こんな道放置しておいて、何考えてるんだかねぇ」と彼女は文句を言っていました。

道路インフラにしてこれです。いわんや通信インフラをや。

FCCのGenachowski会長は先月のスピーチで、アメリカは最新のコンピュータやアプリケーションは作れるけれど、それにふさわしいブロードバンド網がないっていうのは「優れた電気自動車を作るテクノロジーはあるけど道路がひどい、というのと同じだ」と発言したそうですが、巨大な国土と3億の人口を抱えたアメリカという国を形作る人たちの苦労が垣間見えたような気がしました。

iPad(特に3Gつき)にFCC警戒

iPad。早くもマークされてます。

特に3Gつき。

FCC(米連邦通信委員会)の次のようなコメントをCNetが伝えています

With the iPad pointing to even greater demand for mobile broadband on the horizon, we must ensure that network congestion doesn’t choke off a service that consumers clearly find so appealing, or frustrate mobile broadband’s ability to keep us competitive in the global broadband economy.

(モバイル帯域においてiPadによるトラフィック需要がさらに増加する可能性があるが、われわれとしては、ネットワークの過密状態によって利用者が魅力的だと思うサービスが妨げられないことを、またグローバルなブロードバンド経済環境においてわれわれが競争力を保てるモバイル帯域能力が損なわれないことを保証しなければならない)

FCCは通信業者を名指ししていませんが、ターゲットは明らかにAT&T。昨年末ニューヨークでウェブでのiPhone一時販売停止騒動もあったところですし、今年200万から500万台のiPadが売れると一部アナリストが予想していることもあってかなり警戒しているようです。3Gモデルが後発する大きな理由はこのあたりにあるんでしょうね。

ところでFCCと言えば、以前スティーブ・バルマーがこの番組で取り上げられていたときに記事にもしましたが、番組内のコーナー “This Week in Unnecessary Censorship” でFCCを揶揄しているジミー・キンメルの Jimmy Kimmel Live が昨年末あたりからYouTubeで視聴不可能になってしまいました。ABCのHPでは最新のものが一部見られますが、過去のものについては不可です。まあ、確かに太っ腹だなーとは思っていたんですけど。ちょっと残念です。

スティーブ・バルマー on ジミー・キンメル・ライブ!

私、Jimmy Kimmel LiveというアメリカABCのレイトナイトトークショーが好きなのですが、日本のテレビでは当然見られないのでYouTubeのJimmy Kimmel Liveチャンネルで番組をときどきチェックしています。芸能人や時の人を呼んでのインタビュー、ニュースをネタにコメディアンの本領を発揮する話術、この番組をある意味象徴している “This Week in Unnecessary Censorship” という、説明するのもくだらない、でも掛け値なしに笑えるコーナーなど、見どころはいろいろある番組です。トークショーはどこでもやっていることですが、毎回ライブゲストで豪華なミュージシャンが演奏していたりもします。さっきちらっと見てみたらHeuy Lewis & the Newsがライブで出演してました。ミュージシャンのチョイスもナイスです。

ところで当番組で、先月末Windows 7が発売になったのをうけてスティーブ・バルマーがMSNBCのニュース番組Today Showでインタビューされていたのをネタにした件がありました。実際のインタビューは、Today ShowのホストがWindows 7についていろいろと質問するものなのですが、インタビューの終盤、このホストがバルマーに直接「人々はアップルはかっこいい会社、最先端を行く会社だと思っているけれど、羨ましと思う?」という質問をぶつけます。実際のインタビューでは、「アップルはいい会社だけど、アメリカでは10人中9人がWindowsを選んでるからね」と答え、これに対してインタビュアーがさらに「統計上はそうだけど・・・」という話が続きます。ジミー・キンメル・ライブではインタビュアーが「アップルがかっこいい会社・・・」という部分から始めて、バルマーのアップルはいい会社だけど」というところまでニュース映像をそのまま使うんですが、その直後、Windows(98あたりのアピアランスですが)があたかもウイルスにでもやられてしまったかのように画面がフリーズしてしまうような加工をして、Microsoftを揶揄するビデオを流しました。ちょっとブラックかな、とは思いながらも、ほくそ笑んでしまうビデオで、特に気にも留めてませんでした。(うーん。このあいだ、97年ごろのマックはよくフリーズした、と書きましたが、Windowsもよく止まってたなぁ。思い出しちゃいました。「97年ごろのMacは今のVista」のよう、と言いましたが、語弊があるかもしれません。うー、現時点でこの頃のOSの比較検証をするには、ちょっと時間的に余裕がないな。何かいい情報がありましたらまた情報提供よろしくお願いします。ともあれ)

そんな折、「WindowsのGUIはMac OSの模倣!?」という、Microsoftの幹部がOSXの意匠を下敷きにWindowsを構築していることを認めたかのようなことを伝える記事についての記事が目に入りました。もうずうっと続いている議論で、これについては持ちつ持たれつの部分もある、と個人的にはあると思うのですが、Edible Appleも今回の問題に関しては、水掛け論的なことも含めて記事にしています。先日私もDavid PogueのアンチVistaのビデオをアップしたこともあり、いつまで経っても尽きない議論だなぁ、と思いながら、もう一度見てみようと思って、Jimmy Kimmel Liveのチャンネルを訪れ、件のビデオを探しました。ところが、ないんです。これが。あれ?番組として削除したのかな?と思っていろいろと探し回っていたのですがどこをみても出てこない。怪しいなーと思っていると、当該のビデオ自体がたとえばこのリンクのように、画像の痕跡は現時点でありますが、動画はすでに削除されたことを示している。これって・・・検閲??

まあ確かにタイミングからしてネガティブキャンペーンになってるし、仕方がない部分はあるかもしれません。「アップルがクールで最先端」なのか、という質問に、その弁明を伏せて、且つフリーズするというネガティブなイメージをかぶせている作りは、確かに不公平ではあります。Jimmy Kimmel Live自体、FCC(日本のBPOにあたる機関)のお世話にたびたびなっているようで、前述の”Unnecessary Censorship”は、このコーナーの存在自体がFCCを揶揄するようなものなわけですが、今回もお咎めがあったのかどうかは不明です。

「検閲」ということば自体も、日本ではすわ「権力」とかいう言葉が反射的に出てくる感じですが、”censorship” という行為そのものを笑いにしてしまうアメリカのトークショーの、一見お馬鹿なアメリカンジョークに見せつつ、実はそのお馬鹿さの中に戦略を漂わせている雰囲気が渋いと思うのは私だけでしょうか。吉本は大好きです。全然否定しません。でも吉本に馴らされすぎると、極端ですけど、鳥肌実とかね、ああいうのもちょっと見てみたい、という気にもなるわけです。そこまで行かなくとも日本でももう少し中間レベルの笑いがほしいところです。ダウンタウンはある意味いい線いってたんでしょうけど、今思うと、笑いとしてはあまりに秀逸だけど、やはり社会の現実との接点が漠然としすぎていたのかな(というか漠然とさせざるを得なかった?)という気がします。ケンコバあたりにがんばってほしいですね。そういえばJimmy Kimmelとケンコバって、体型とか顔もですが、ちょっと似ている気が・・・。

それにしても、件のビデオ、なんで消されてしまったのでしょうか。もとのインタビューは以下のビデオにて。キンメル版が同時掲載できないのが残念です。Jimmy Kimmel Liveで取り上げられていたのは3’40″あたりからです。