MRI な iPad

ややうけ。

レイトナイトショーのいぶし銀(?)ジミー・キンメルといえばアップルが新製品を出すたびに番組内で「いっちょかみ」して笑いのネタにしている悪いぃ人ですが、今回もやっていました。

iPad が「ポータブルMRI」に早変わり・・・

高度な風刺ネタもやれば全くナンセンスな笑いもあり、なジミーのナイトショー、実は好きなんです

一時期Jimmy Kimmel Live!をYouTubeで見られなかった(権利関係の問題だと思います)のですが、最近また見れるようになっています。見られるうちに見ておこっと。

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iPad(特に3Gつき)にFCC警戒

iPad。早くもマークされてます。

特に3Gつき。

FCC(米連邦通信委員会)の次のようなコメントをCNetが伝えています

With the iPad pointing to even greater demand for mobile broadband on the horizon, we must ensure that network congestion doesn’t choke off a service that consumers clearly find so appealing, or frustrate mobile broadband’s ability to keep us competitive in the global broadband economy.

(モバイル帯域においてiPadによるトラフィック需要がさらに増加する可能性があるが、われわれとしては、ネットワークの過密状態によって利用者が魅力的だと思うサービスが妨げられないことを、またグローバルなブロードバンド経済環境においてわれわれが競争力を保てるモバイル帯域能力が損なわれないことを保証しなければならない)

FCCは通信業者を名指ししていませんが、ターゲットは明らかにAT&T。昨年末ニューヨークでウェブでのiPhone一時販売停止騒動もあったところですし、今年200万から500万台のiPadが売れると一部アナリストが予想していることもあってかなり警戒しているようです。3Gモデルが後発する大きな理由はこのあたりにあるんでしょうね。

ところでFCCと言えば、以前スティーブ・バルマーがこの番組で取り上げられていたときに記事にもしましたが、番組内のコーナー “This Week in Unnecessary Censorship” でFCCを揶揄しているジミー・キンメルの Jimmy Kimmel Live が昨年末あたりからYouTubeで視聴不可能になってしまいました。ABCのHPでは最新のものが一部見られますが、過去のものについては不可です。まあ、確かに太っ腹だなーとは思っていたんですけど。ちょっと残念です。

スティーブ・バルマー on ジミー・キンメル・ライブ!

私、Jimmy Kimmel LiveというアメリカABCのレイトナイトトークショーが好きなのですが、日本のテレビでは当然見られないのでYouTubeのJimmy Kimmel Liveチャンネルで番組をときどきチェックしています。芸能人や時の人を呼んでのインタビュー、ニュースをネタにコメディアンの本領を発揮する話術、この番組をある意味象徴している “This Week in Unnecessary Censorship” という、説明するのもくだらない、でも掛け値なしに笑えるコーナーなど、見どころはいろいろある番組です。トークショーはどこでもやっていることですが、毎回ライブゲストで豪華なミュージシャンが演奏していたりもします。さっきちらっと見てみたらHeuy Lewis & the Newsがライブで出演してました。ミュージシャンのチョイスもナイスです。

ところで当番組で、先月末Windows 7が発売になったのをうけてスティーブ・バルマーがMSNBCのニュース番組Today Showでインタビューされていたのをネタにした件がありました。実際のインタビューは、Today ShowのホストがWindows 7についていろいろと質問するものなのですが、インタビューの終盤、このホストがバルマーに直接「人々はアップルはかっこいい会社、最先端を行く会社だと思っているけれど、羨ましと思う?」という質問をぶつけます。実際のインタビューでは、「アップルはいい会社だけど、アメリカでは10人中9人がWindowsを選んでるからね」と答え、これに対してインタビュアーがさらに「統計上はそうだけど・・・」という話が続きます。ジミー・キンメル・ライブではインタビュアーが「アップルがかっこいい会社・・・」という部分から始めて、バルマーのアップルはいい会社だけど」というところまでニュース映像をそのまま使うんですが、その直後、Windows(98あたりのアピアランスですが)があたかもウイルスにでもやられてしまったかのように画面がフリーズしてしまうような加工をして、Microsoftを揶揄するビデオを流しました。ちょっとブラックかな、とは思いながらも、ほくそ笑んでしまうビデオで、特に気にも留めてませんでした。(うーん。このあいだ、97年ごろのマックはよくフリーズした、と書きましたが、Windowsもよく止まってたなぁ。思い出しちゃいました。「97年ごろのMacは今のVista」のよう、と言いましたが、語弊があるかもしれません。うー、現時点でこの頃のOSの比較検証をするには、ちょっと時間的に余裕がないな。何かいい情報がありましたらまた情報提供よろしくお願いします。ともあれ)

そんな折、「WindowsのGUIはMac OSの模倣!?」という、Microsoftの幹部がOSXの意匠を下敷きにWindowsを構築していることを認めたかのようなことを伝える記事についての記事が目に入りました。もうずうっと続いている議論で、これについては持ちつ持たれつの部分もある、と個人的にはあると思うのですが、Edible Appleも今回の問題に関しては、水掛け論的なことも含めて記事にしています。先日私もDavid PogueのアンチVistaのビデオをアップしたこともあり、いつまで経っても尽きない議論だなぁ、と思いながら、もう一度見てみようと思って、Jimmy Kimmel Liveのチャンネルを訪れ、件のビデオを探しました。ところが、ないんです。これが。あれ?番組として削除したのかな?と思っていろいろと探し回っていたのですがどこをみても出てこない。怪しいなーと思っていると、当該のビデオ自体がたとえばこのリンクのように、画像の痕跡は現時点でありますが、動画はすでに削除されたことを示している。これって・・・検閲??

まあ確かにタイミングからしてネガティブキャンペーンになってるし、仕方がない部分はあるかもしれません。「アップルがクールで最先端」なのか、という質問に、その弁明を伏せて、且つフリーズするというネガティブなイメージをかぶせている作りは、確かに不公平ではあります。Jimmy Kimmel Live自体、FCC(日本のBPOにあたる機関)のお世話にたびたびなっているようで、前述の”Unnecessary Censorship”は、このコーナーの存在自体がFCCを揶揄するようなものなわけですが、今回もお咎めがあったのかどうかは不明です。

「検閲」ということば自体も、日本ではすわ「権力」とかいう言葉が反射的に出てくる感じですが、”censorship” という行為そのものを笑いにしてしまうアメリカのトークショーの、一見お馬鹿なアメリカンジョークに見せつつ、実はそのお馬鹿さの中に戦略を漂わせている雰囲気が渋いと思うのは私だけでしょうか。吉本は大好きです。全然否定しません。でも吉本に馴らされすぎると、極端ですけど、鳥肌実とかね、ああいうのもちょっと見てみたい、という気にもなるわけです。そこまで行かなくとも日本でももう少し中間レベルの笑いがほしいところです。ダウンタウンはある意味いい線いってたんでしょうけど、今思うと、笑いとしてはあまりに秀逸だけど、やはり社会の現実との接点が漠然としすぎていたのかな(というか漠然とさせざるを得なかった?)という気がします。ケンコバあたりにがんばってほしいですね。そういえばJimmy Kimmelとケンコバって、体型とか顔もですが、ちょっと似ている気が・・・。

それにしても、件のビデオ、なんで消されてしまったのでしょうか。もとのインタビューは以下のビデオにて。キンメル版が同時掲載できないのが残念です。Jimmy Kimmel Liveで取り上げられていたのは3’40″あたりからです。