スティーブ・バルマー on ジミー・キンメル・ライブ!

私、Jimmy Kimmel LiveというアメリカABCのレイトナイトトークショーが好きなのですが、日本のテレビでは当然見られないのでYouTubeのJimmy Kimmel Liveチャンネルで番組をときどきチェックしています。芸能人や時の人を呼んでのインタビュー、ニュースをネタにコメディアンの本領を発揮する話術、この番組をある意味象徴している “This Week in Unnecessary Censorship” という、説明するのもくだらない、でも掛け値なしに笑えるコーナーなど、見どころはいろいろある番組です。トークショーはどこでもやっていることですが、毎回ライブゲストで豪華なミュージシャンが演奏していたりもします。さっきちらっと見てみたらHeuy Lewis & the Newsがライブで出演してました。ミュージシャンのチョイスもナイスです。

ところで当番組で、先月末Windows 7が発売になったのをうけてスティーブ・バルマーがMSNBCのニュース番組Today Showでインタビューされていたのをネタにした件がありました。実際のインタビューは、Today ShowのホストがWindows 7についていろいろと質問するものなのですが、インタビューの終盤、このホストがバルマーに直接「人々はアップルはかっこいい会社、最先端を行く会社だと思っているけれど、羨ましと思う?」という質問をぶつけます。実際のインタビューでは、「アップルはいい会社だけど、アメリカでは10人中9人がWindowsを選んでるからね」と答え、これに対してインタビュアーがさらに「統計上はそうだけど・・・」という話が続きます。ジミー・キンメル・ライブではインタビュアーが「アップルがかっこいい会社・・・」という部分から始めて、バルマーのアップルはいい会社だけど」というところまでニュース映像をそのまま使うんですが、その直後、Windows(98あたりのアピアランスですが)があたかもウイルスにでもやられてしまったかのように画面がフリーズしてしまうような加工をして、Microsoftを揶揄するビデオを流しました。ちょっとブラックかな、とは思いながらも、ほくそ笑んでしまうビデオで、特に気にも留めてませんでした。(うーん。このあいだ、97年ごろのマックはよくフリーズした、と書きましたが、Windowsもよく止まってたなぁ。思い出しちゃいました。「97年ごろのMacは今のVista」のよう、と言いましたが、語弊があるかもしれません。うー、現時点でこの頃のOSの比較検証をするには、ちょっと時間的に余裕がないな。何かいい情報がありましたらまた情報提供よろしくお願いします。ともあれ)

そんな折、「WindowsのGUIはMac OSの模倣!?」という、Microsoftの幹部がOSXの意匠を下敷きにWindowsを構築していることを認めたかのようなことを伝える記事についての記事が目に入りました。もうずうっと続いている議論で、これについては持ちつ持たれつの部分もある、と個人的にはあると思うのですが、Edible Appleも今回の問題に関しては、水掛け論的なことも含めて記事にしています。先日私もDavid PogueのアンチVistaのビデオをアップしたこともあり、いつまで経っても尽きない議論だなぁ、と思いながら、もう一度見てみようと思って、Jimmy Kimmel Liveのチャンネルを訪れ、件のビデオを探しました。ところが、ないんです。これが。あれ?番組として削除したのかな?と思っていろいろと探し回っていたのですがどこをみても出てこない。怪しいなーと思っていると、当該のビデオ自体がたとえばこのリンクのように、画像の痕跡は現時点でありますが、動画はすでに削除されたことを示している。これって・・・検閲??

まあ確かにタイミングからしてネガティブキャンペーンになってるし、仕方がない部分はあるかもしれません。「アップルがクールで最先端」なのか、という質問に、その弁明を伏せて、且つフリーズするというネガティブなイメージをかぶせている作りは、確かに不公平ではあります。Jimmy Kimmel Live自体、FCC(日本のBPOにあたる機関)のお世話にたびたびなっているようで、前述の”Unnecessary Censorship”は、このコーナーの存在自体がFCCを揶揄するようなものなわけですが、今回もお咎めがあったのかどうかは不明です。

「検閲」ということば自体も、日本ではすわ「権力」とかいう言葉が反射的に出てくる感じですが、”censorship” という行為そのものを笑いにしてしまうアメリカのトークショーの、一見お馬鹿なアメリカンジョークに見せつつ、実はそのお馬鹿さの中に戦略を漂わせている雰囲気が渋いと思うのは私だけでしょうか。吉本は大好きです。全然否定しません。でも吉本に馴らされすぎると、極端ですけど、鳥肌実とかね、ああいうのもちょっと見てみたい、という気にもなるわけです。そこまで行かなくとも日本でももう少し中間レベルの笑いがほしいところです。ダウンタウンはある意味いい線いってたんでしょうけど、今思うと、笑いとしてはあまりに秀逸だけど、やはり社会の現実との接点が漠然としすぎていたのかな(というか漠然とさせざるを得なかった?)という気がします。ケンコバあたりにがんばってほしいですね。そういえばJimmy Kimmelとケンコバって、体型とか顔もですが、ちょっと似ている気が・・・。

それにしても、件のビデオ、なんで消されてしまったのでしょうか。もとのインタビューは以下のビデオにて。キンメル版が同時掲載できないのが残念です。Jimmy Kimmel Liveで取り上げられていたのは3’40″あたりからです。

モバイルとマック

しかしあれです。まだマックです。

10年以上前からMac使ってましたが,別にApple信者というわけではなかったんです。たしかに初めてのパソコンはPowerMac 7600/200 ではありました(それまではワープロ。あとBASICを勉強しようと思って挫折しゲーム専用機となった「ポケコン」PC1350)。でもしょっちゅうフリーズするOSに,寛容に対峙しつつもWindowsと併用し始め,その後メインはWindowsに。iBook G3をサブで使いつつもメインマシンにする気持ちにはなりませんでした。確かにJaguarからPantherに上げたときには,OSXの感触は良くなった印象はありました。それでも2005年にThinkPad X40をモバイルのメインで使い始めてからは,しばらくマックは関心の外でした。このころからモバイル熱が出始めて様々なモバイルWin機を渡り歩きました。そうこうしていると2008年にAir登場です。Leopardがいい,というのは聞いてました。Vistaへの移行に不満があったクチでしたので,Macの軽量ノートを待ちかねていたこともあって,ひとつ試しにと,4月ごろに値が落ち着いたのを見計らって購入。

やられました。

13インチディスプレイとフルサイズのキーボードがモバイルできる。結構気軽に。完全にはまりました。私的に。

重量,キーボード/ディスプレイの大きさ,処理性能,堅牢さ,拡張性。モバイルはこのバランスのどれに重点を置くかで決まるわけです。Libretto50にはじまって,EpsonDirect NT2600(モバイルじゃないし),モバギ+モバギスピンオフ多数,X40,X61タブレット,LOOX-UとかP(Pは間を置いて2回試しました),eeePC901,Dynabook SS,VAIO TypeZ,ポメラ(?)にいたるまでいろいろモバイル機は試しました。みなそれぞれにいいんです。

でもね,なんか言い訳して無理に自分を納得させてたんです。ずっと。手が小さい方だからB5サイズキーボードでも大丈夫,とか,軽量だからキーボードとかディスプレイのたわみが大きくても仕方がない,とか,小さいから処理性能はある程度ショボくてもしゃあない,とか。

MacBook Airはモバイルへのそういうわだかまりを払拭させてくれたわけです。「薄い」ことが強調されていたので強度に対する不安がありましたが,アルミの削り出しの強さはハンパないです。ディスプレイもキーボードも「たわみ」とは無縁です。他製品と比較して拡張性も加味すると1.3キロに問題ありという意見もあるようですが,この筐体の強度と13.3インチで1.3キロはむしろ軽い,とハッキリと言えます。バッテリはね,たしかに少し物足りないです。でも3,4時間不安なく使えます。丸一日本気で使うときはアダプタ持っていきますが,1ヶ月に1度あるかないかです。

筐体の美しさとか所有欲を満たすとかそういう言い方もあるかもしれませんが,実質的に使えるモバイル機なんです。MacBook Airは。見た目のインパクトが強すぎるので,審美的なレビューが多いのも仕方ないと思うのですが,1年半使ってみて思い起こすのは デザインと機能に関するジョブズの哲学です。大切なのは機能なんですよ。

たしかに出先でも何時間もプラグインしないで稼働させる必要があるようなビジネスシーンには向かないでしょうね。それと,アルミでたわまない=可塑的ということになるので,落とすとまずい,というのはあるわけです。(私の場合はずっとモバイル人生してますが,落としたことって一度もないです。この先落とさないともかぎりませんが。)だから落とすことを心配するひとには向かないでしょう。その意味では使う人を選ぶ機種なのかもしれません。私は別に「選ばれた」とは思ってませんが。ていうか選ばれてるのか。いずれにせよ強調したいのは「このOSにしてこの筐体の強度と質感と13.3インチで1.3キロ+実質4時間駆動」という点。

・・・うーん,

ブログタイトル,ザッキーのAppleブログにしたほうがいいかな。