マカーから見たWindows 7

現在マカーなzackyですが,Winを全く使わないわけではありません。Mac9割,残りWinという感じです。

Win機は職場にOptiplex GX270(DELL)とVAIO type Z,家にThinkPad X40とNetVistaとNT2600 (EpsonDirect) があります。こんなに必要であるはずはありません(笑)。ただそれぞれなんとなく役割があって,ゆるーく全て使っています。いずれいくつかを処分しようとは思っているのですが。

このうちのVAIOとX40にWindows 7を入れました。先週のことです。

Type Zは,HDDですがCore 2 Duo P8600にメモリ4G積んでいるので,Vista時代でもレスポンスに関しては何の不満もありませんでしたが,どうしてもVistaの操作性になじむことができませんでした。XPへのダウングレードも考えましたが,諸々面倒なので,Vistaのまま放置,畢竟利用頻度はきわめて低くなりました。プレゼンなどでちょいちょい持ち出したり,たまに人に使ってもらったり,という予備機状態。名機なのに,ああ,もったいない,という感覚だけがオフィスに浮遊していました。

Windows 7の評価版の登場後,Type Zの場合はアップグレードすると輝度調節やグラフィックの切り替え等が効かないなどの問題報告がちらほら見られていました。正式版がでてからも,そうした問題が解決した,という報告が見られなかったので二の足を踏んでいたのですが,少し時間ができたときに試しに入れてみました。するとあっさり何の問題もなく,他の作業をしながら2時間程度でアップグレードも終了。輝度調節もグラフィックの切り替えもできます。なーんだ。やはりものは試しだな,と思いました。

vaio z w7パフォーマンス評価は4.4。モバイルノートとしては優秀なほうだと思います。操作性もVistaに比べると若干直感的になったようで,扱いやすくなった気がします。

ただですね,私としてはやはりLeopardに軍配を上げてしまいます。VistaもそうですがWindows 7についても,その階層化にいつまで経ってもなじめない。まあ,これは使っている時間にもよるかもしれません。慣れようという気持ちで長時間使っていれば問題ないのかなとも思います。その意味では私のわがままなのかもしれません。Windowsに慣れている人から見ればLeopardも最初はわからないことだらけでしょうし。

でも使えばその違いがわかります(鼻息)。比較するものがあったときに,状況が許すならば,使いやすい方を使う,というのは,これは労働の対価として得られるお金の幾ばくかを払ってマシンを購入するユーザーのまっとうな権利です。散々いろいろと試した末にMacを使っている私から言わせるならば,そういう悩めるユーザーが使ってしまうマシンとOSを作っているアップルがすごい,ということです。先日のエントリでも書きましたが,’97年頃のMacは私にとってはまさに今のWindowsだったわけです。私なりに、いいものとそうでないものを選択する用意はいつでもあります。そのうえで今は圧倒的にMacを支持しているZackyなわけです。

現在,私的には私の人生において最も充実した時間(仕事でも私生活でも)を送っていて,そうした時間をMacとともに過ごしていることに幸せを感じます。同時に、はなっからWindowsを否定する気持ちもありません。いい、と思わせてくれるなら使う準備はいつでもあります。あくまで私の個人的な今の状況が,自然とMacを選ばせている,ということでご理解いただければと思います。まだ使い始めて間もないですし,長いこと使っていればもっとポジティブな面も見えてくるかもしれないので,今後とも7についてはじっくりと私なりに評価していきます。

WindowsをOSXとの比較で考えるときにいつも思い出すのが,New York TimesのDavid Pogueの皮肉たっぷりのVistaのビデオレビューです。もう3年前のビデオですが,このビデオを見て,やっぱりマック使いやすそうだなー,そのうちマック本格的に使いたいなー,と考えていたことを思い出します。今やすっかりマカーなzackyでした。

モバイルとマック

しかしあれです。まだマックです。

10年以上前からMac使ってましたが,別にApple信者というわけではなかったんです。たしかに初めてのパソコンはPowerMac 7600/200 ではありました(それまではワープロ。あとBASICを勉強しようと思って挫折しゲーム専用機となった「ポケコン」PC1350)。でもしょっちゅうフリーズするOSに,寛容に対峙しつつもWindowsと併用し始め,その後メインはWindowsに。iBook G3をサブで使いつつもメインマシンにする気持ちにはなりませんでした。確かにJaguarからPantherに上げたときには,OSXの感触は良くなった印象はありました。それでも2005年にThinkPad X40をモバイルのメインで使い始めてからは,しばらくマックは関心の外でした。このころからモバイル熱が出始めて様々なモバイルWin機を渡り歩きました。そうこうしていると2008年にAir登場です。Leopardがいい,というのは聞いてました。Vistaへの移行に不満があったクチでしたので,Macの軽量ノートを待ちかねていたこともあって,ひとつ試しにと,4月ごろに値が落ち着いたのを見計らって購入。

やられました。

13インチディスプレイとフルサイズのキーボードがモバイルできる。結構気軽に。完全にはまりました。私的に。

重量,キーボード/ディスプレイの大きさ,処理性能,堅牢さ,拡張性。モバイルはこのバランスのどれに重点を置くかで決まるわけです。Libretto50にはじまって,EpsonDirect NT2600(モバイルじゃないし),モバギ+モバギスピンオフ多数,X40,X61タブレット,LOOX-UとかP(Pは間を置いて2回試しました),eeePC901,Dynabook SS,VAIO TypeZ,ポメラ(?)にいたるまでいろいろモバイル機は試しました。みなそれぞれにいいんです。

でもね,なんか言い訳して無理に自分を納得させてたんです。ずっと。手が小さい方だからB5サイズキーボードでも大丈夫,とか,軽量だからキーボードとかディスプレイのたわみが大きくても仕方がない,とか,小さいから処理性能はある程度ショボくてもしゃあない,とか。

MacBook Airはモバイルへのそういうわだかまりを払拭させてくれたわけです。「薄い」ことが強調されていたので強度に対する不安がありましたが,アルミの削り出しの強さはハンパないです。ディスプレイもキーボードも「たわみ」とは無縁です。他製品と比較して拡張性も加味すると1.3キロに問題ありという意見もあるようですが,この筐体の強度と13.3インチで1.3キロはむしろ軽い,とハッキリと言えます。バッテリはね,たしかに少し物足りないです。でも3,4時間不安なく使えます。丸一日本気で使うときはアダプタ持っていきますが,1ヶ月に1度あるかないかです。

筐体の美しさとか所有欲を満たすとかそういう言い方もあるかもしれませんが,実質的に使えるモバイル機なんです。MacBook Airは。見た目のインパクトが強すぎるので,審美的なレビューが多いのも仕方ないと思うのですが,1年半使ってみて思い起こすのは デザインと機能に関するジョブズの哲学です。大切なのは機能なんですよ。

たしかに出先でも何時間もプラグインしないで稼働させる必要があるようなビジネスシーンには向かないでしょうね。それと,アルミでたわまない=可塑的ということになるので,落とすとまずい,というのはあるわけです。(私の場合はずっとモバイル人生してますが,落としたことって一度もないです。この先落とさないともかぎりませんが。)だから落とすことを心配するひとには向かないでしょう。その意味では使う人を選ぶ機種なのかもしれません。私は別に「選ばれた」とは思ってませんが。ていうか選ばれてるのか。いずれにせよ強調したいのは「このOSにしてこの筐体の強度と質感と13.3インチで1.3キロ+実質4時間駆動」という点。

・・・うーん,

ブログタイトル,ザッキーのAppleブログにしたほうがいいかな。